中西真三の新春主張

 現庁舎は築後52年経過していますが、鉄筋コンクリートの建物の通常耐用年数は80年から100年と言われています。
しかし建物内の設備、トイレ手洗い、冷暖房設備、そして階段やバリアフリーなど、使用様式が時代と共に変化し、現庁舎では大規模改修が必要となっているのも事実であります。
 長期的には新庁舎が必要なのは理解し、その為の資金は計画的に積立てする事は適切な対応と認識しています。しかし、現庁舎移転については、北陸新幹線建設の動向と道州制と第二段合併推移の中で、的確に市民への説明と理解を頂く中で判断してゆけば良いもので、急いで土地の確保や建築を実践する事は市民の利益を損なう事だと思います。
 旧武生市と旧今立町が合併し、その約定の中での合意事項ではありますが、少なくとも合併協定書の「5年をめどに」拘る必要は無いと考えます。
 私は、旧今立町民の皆様が、合意事項厳守を求める気持ちを理解しない訳ではありません。
 それよりも、旧今立町のまちづくり推進の為にやらなければならない事項・課題の計画的実現の方が、新庁舎建設より優先するのではないかと考えます。例えば、花筐小学校の耐震化は勿論最優先であります。
越前市のまちを空から点検
越前市粟田部町岡本通りより
花筐小学校東側前より
今立総合支所
  更に、花筐小学校の前面道路は美しく拡張整備されていますが、東進すると行き止りのように急に道路が狭くなります。道路幅は約2.5mで通学道路でもあり、車の通行量も多い。約50m程東進すると、約4m幅の粟田部町岡本通りに接続されます。旧今立町ではこの延長約50mの道路は拡幅計画の為、約50%は用地買収済をしました。市民の大切な税金を投入して、半分程は買収しているのに、何故、越前市は整備を実行しないのでしょうか。残りの土地買収や立ち退き補償、道路整備事業等、多額の費用が必要ですが、中途半端が最も無駄ではないでしょうか。やりかけた事業を速やかに計画的に完結する。
このような事例は、旧今立町、旧武生市に多く見られます。今は新庁舎建設より、市民の暮らしや生活に必要な都市整備に、お金を支出すべきではないでしょうか。
 更に、旧今立町民との一体感と信頼感を増殖するには、今立総合支所の窓口機能強化だけでなく、支所に建設事業費の予算配分をして、分庁的機能を持たせ、地域住民の福祉向上への速やかな対応と、苦情処理を支所に置いても可能な予算執行の権限を与える事も大切と考えます。合併によって従来と違うと感じる住民はまだまだ多いと思います。
 合併して2年が経過しましたが、今しばらくは、きめ細かい行政サービス実践が必要ではないでしょうか。
旧今立町皆様の新庁舎建設延期へのご理解を頂き
「合併が良かった」と実感できる
まちづくりを推進すべきなのではないでしょうか!!


前のページへ トップページへ 次のページへ